2007年12月21日
多重債務者のゆくえ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071220-00000111-san-bus_all
低金利と不況により、我が世の春を謳歌していた消費者金融
業界も、転換点を迎えることとなった。
一時期、大手消費者金融会社がテレビCMを占拠していた。
有名アイドルの起用など、今まででは考えられなかった、
「普通の」CMとして、テレビに流れていた。
CMのおかげかは定かではないが、消費者金融を活用する人
はどんどんと増えていった。今では、消費者金融も、特別な
ものではなく、気軽に利用される存在となった。
しかし、どう外見を取り繕おうが、所詮は「借金」である。
それも、非常に金利の高い借金である。気軽に利用するような
ものではなく、少々後ろ暗い思いをしながら借りるのがちょうど
いいようなものなのである。
昔は質屋がこうした役割を担っていた。ただ、質屋は自分の
持ち物を質草として預けるので、お金を借りているという実感も
より明確だったと思う。しかし、今の消費者金融は無担保であり、
保険証一つで簡単にお金を貸してくれる。借りた側の「借金を
している」という実感はほとんどなく、ATMで貯金を下ろす
くらいの感覚しか持ち合わせていないのだろう。
今回の改正は、野放図な消費者金融の拡大に歯止めをかけると
ともに、安易にお金を貸さないようにするという意味で、意味の
ある改正だと思う。業界の再編も始まり、大手銀行の傘下に入る
会社も出てきた。今後は優良な会社のみが生き残っていくように
なれば、健全な業界の発展にもつながるだろう。
ただ、一つ心配なのは、借りられなかった人たちの行く先である。
残念ながら、借金に慣れてしまっている人たちは、これからも
借り続けるだろう。いざ消費者金融で借りられなくなったとき、
彼らが闇金のようなところに駆け込むことがないよう、なんらか
の手当が必要なのではないか。
健全な業界を作るつもりが、闇金融を発展させたのでは、元も子
もない。
低金利と不況により、我が世の春を謳歌していた消費者金融
業界も、転換点を迎えることとなった。
一時期、大手消費者金融会社がテレビCMを占拠していた。
有名アイドルの起用など、今まででは考えられなかった、
「普通の」CMとして、テレビに流れていた。
CMのおかげかは定かではないが、消費者金融を活用する人
はどんどんと増えていった。今では、消費者金融も、特別な
ものではなく、気軽に利用される存在となった。
しかし、どう外見を取り繕おうが、所詮は「借金」である。
それも、非常に金利の高い借金である。気軽に利用するような
ものではなく、少々後ろ暗い思いをしながら借りるのがちょうど
いいようなものなのである。
昔は質屋がこうした役割を担っていた。ただ、質屋は自分の
持ち物を質草として預けるので、お金を借りているという実感も
より明確だったと思う。しかし、今の消費者金融は無担保であり、
保険証一つで簡単にお金を貸してくれる。借りた側の「借金を
している」という実感はほとんどなく、ATMで貯金を下ろす
くらいの感覚しか持ち合わせていないのだろう。
今回の改正は、野放図な消費者金融の拡大に歯止めをかけると
ともに、安易にお金を貸さないようにするという意味で、意味の
ある改正だと思う。業界の再編も始まり、大手銀行の傘下に入る
会社も出てきた。今後は優良な会社のみが生き残っていくように
なれば、健全な業界の発展にもつながるだろう。
ただ、一つ心配なのは、借りられなかった人たちの行く先である。
残念ながら、借金に慣れてしまっている人たちは、これからも
借り続けるだろう。いざ消費者金融で借りられなくなったとき、
彼らが闇金のようなところに駆け込むことがないよう、なんらか
の手当が必要なのではないか。
健全な業界を作るつもりが、闇金融を発展させたのでは、元も子
もない。
